スカイプ@ちゃんねる

スカイプちゃんねる   >   テクニック集   >   ブラクラ回避法1

ブラクラ(マイクラ)回避法と予防、脱出法、復帰法…その1

ブラクラとは、ブラウザクラッシャー(Browser Crasher)の略で、不正なスクリプトを利用し、ソフト/ハードウェアに異常を起こさせる、若しくは、破壊する悪意ある目的で作られたWebページの総称です。
GoogleやBingの様な著名な検索エンジンの検索結果からのリンクやセキュリティソフトを起動した状態でのアクセスにおいて、これらブラクラの類は警告対象となりますから、極一般的なブラウジングによってブラクラに出会す事はないと思われます。
しかし、得体の知れないWebページからの意図しないリンクやスパムメール、チャット等、セキュリティをかいくぐった悪質な誘導によって、ブラクラにブラウズしてしまう危険性があります。

上記の様な本格的なブラクラは、国内では殆ど見なくなり、また、セキュリティソフトの向上により、余程の事がない限り、通常のブラウズでは出会わさないでしょう。
同様に、所謂、ブラクラは、それなりの知識があって始めて成立しますし、違法行為でもある為、悪戯程度で扱うユーザーも殆どいない現状です。

代わりに、精神的ブラクラ、と云うものがあります。
精神的ブラクラとは、マイクラ(マインドクラッシャー:mind crasher)と呼ばれ、所謂、ジョークプログラムの一種で、ウイルスやマルウェア、システム異常を引き起こすブラクラとは根本的に異なりますが、快適なブラウジングを求めるユーザーにとっては迷惑行為以外の何物でもありません。
ニコニコ動画やYouTube、SayMove!等、動画共有サイト群にマイクラを使ったイタズラ動画がアップされています。
これらは主に、ニコニコ生放送のユーザー生主等、ライブストリーミング映像配信者をターゲットとしていますが、いつ、Skypeの映像通話に転用されるとも限りません。
今回、こちらで紹介するブラクラ回避法は、悪戯目的、或いは、何等かの宣伝目的で使われる事のある、このマイクラに焦点をあて、ご紹介致します。

尚、ブラクラとマイクラの詳細な説明やこれらを構成するコードについては、割愛致します。
あまり、詳細な記述をしますと、これを悪用する者も現れますので、あくまでも、受動的にブラウズしてしまう危険性のあるユーザーを対象とした説明に限定させて頂きますのでご了承下さい。
また、本ページでは、認知度の低いマイクラと云う用語を、敢えて、誤用したブラクラと云う名称にて説明致しますので、お間違いなく読み進めて下さい。

まず始めに、悪戯目的で用いられるブラクラは、ほぼ間違いなく、「精神的ブラクラ=マイクラ」です。
これは、悪戯として用いるユーザーが、ブラクラそのものを知らない、或いは、プログラミングの知識が殆ど皆無であるが故の混同、誤用です。
そして、重要なのが、これらのマイクラは、仮にそのWebページにアクセスしても、全く“無害”です。
従って、万が一、マイクラのURLを踏んでも、何等問題ない、と云う事を覚えておいて下さい。

ブラクラ回避法その1:得体の知れないURLは決して踏まない!

ウェブ上では、性善説、は捨てて下さい。
もし、親切でいい人と出会えたら、それはラッキー以外の何者でもありません。
ですから、疑うくらいで丁度良い、と云えます。
その結果、能動的に検索し得たURL以外の受動的なURLの認知際には、クリックしない、が基本となります。

これが、一番の回避法、です。
リスクを回避する上で最上の行為は、リスクを負わない事、です。
従って、信用ならない見知らぬURLはクリックしない、のが最適です。
と云っても、スカイプでチャット相手が貼ったURLを無視し続けるのも困難かも知れません。ですので、次項をご覧下さい。

ブラクラ回避法その2:URLを確認する

必ず、URLそのものを確認しましょう。
使っているブラウザにもよりますが、リンク先URLを知る事が重要です。
ステータスバーによる表示やブラウザの左下にリンク先URLは表示されます。
スカイプであれば、そもそもURLそのものが表示されている筈です。

URLには、特定のパターンが存在しています。
例えば、一般的なWebページのURLは、下記のようになります。
1.http://www.○○○.com/
2.http://○○○.net/
3.http://△△△.○○○.org/
4.http://○○○.biz/□□□/
5.http://○○○.info/◇◇◇.html(htm/shtml/cgi/php/do…etc)
6.http://○○○.info/何等かの記号を含む文字列
7.https:/www.○○○.name/

ご覧頂ければ分かります通り、大抵の場合、「/(スラッシュ)」で閉じてあるか、「.(ドット)」の後に拡張子がついています。
上記URLの「○○○」の部分をドメインと呼びます。「.com」や「.net」の部分はトップレベルドメインと呼びます。
ドメインは、有償ですから、殆どの場合、何等かの意味を持たせています。通常は、コンテンツに該当した表記となっていますので、ドメインを見るだけで凡その推測が出来ます。
3と4、5に注目して下さい。
3の「△△△」は、サブドメインと呼ばれます。4の「□□□」はサブディレクトリと呼ばれます。5の「◇◇◇」はページ(ファイル)名です。
これらは、1つのドメインで無数に作る事が出来ます。
6は、プログラムによって自動的に生成されたページ(動的ページ)で、3〜5同様に、無数に作り出せます。

一般に、ブラクラ、特に悪戯目的のマイクラの場合、3〜5のURLで作られます。
その性質上、マイクラは、ジョークページとして紹介される為、余程の事がない限り、1や2の様なインデックスページ(トップページ)に貼り付けている事はありません。
但し、インデックスページだからと云ってブラクラではない、とは限りません。寧ろ、本物のブラクラは、悪質であるが故、インデックスに作られる場合が多いので、あくまでも基礎知識として覚えておいて下さい。

尚、本項は、URLの形を知って貰い、元URLの存在を確認する為だけの項目です。
その理由は、次項をご覧下さい。

ブラクラ回避法その3:短縮URLや転送URLを見抜く

2項でURLの基本的な形を覚えて貰ったのには、訳があります。
それは、ブラクラと云うものが悪戯目的で利用される事が殆どである為、URLを故意に隠す事が常だからです。
このURLを隠すのに使われるのは、短縮URLや転送URLと云ったサービスです。

本来、短縮URLや転送URLと云ったサービスは、冗長になり過ぎたURLをメール等に記述する際、短く掲載する為のものです。
最近では、文字制限のあるマイクロブログ「Twitter」等の出現で、既にお馴染みだとは思います。

短縮URLや転送URLと云ったサービスのURLは特徴があります。
まず、トップレベルドメインは大抵の場合、「2文字」です。元URLを短くする目的ですから、トップレベルドメインが長い事自体有り得ません。

「jp」や「uk」は、ccTDLと呼ばれる国別コードです。あまり短縮URLや転送URLサービスに使われませんが、ないとも限りません。

短縮URLや転送URLの場合、そのURLの形は下記の様になります。
・http://○○○.XX/○△□◇X(大文字小文字混同)

特徴的と云えば、最後が「/(スラッシュ)」で閉じられていない事です。
大文字と小文字が混同し、無意味な文字列となっています。

短縮URLや転送URLと云ったサービスは、冗長なURLをスッキリと短くし、自動改行させる事なく一列で見せる為のサービスです。
従って、スカイプのチャットの様に、リアルタイムで話している相手に対し、URLを伝える手段として用いるサービスではありませんし、そもそも不要です。
ですので、2項と本項をご覧になった上で、チャットに記述されたURLが、元URLなのか、短縮URLや転送URL等を用いたURLなのか、を基礎教養として知っておくと便利です。

上記を踏まえて、短縮URLや転送URLをチャットに貼られた場合、元URLを訪ねましょう。
故意に元URLを隠蔽している訳ではない場合、元URLを記載してくれる筈です。

Twitterからリンクをコピーした場合、自動的にTwitter用の短縮URL(http://t.co/〜〜〜)になっています。
この場合、展開した元URLを貼って貰う様、お願いしましょう。
また、YouTubeのURLだとしても、頭から信用するのは止めて下さい。この場合、必ず、「ブラクラ予防その4」を実施して下さい。

ブラクラを回避する目的であれば、回避法に従って、先方に貼り付けて貰ったURLを再確認して貰う事が一番なのですが、そもそも、ブラクラを貼る者は悪意、乃至は、驚かせようとしてURLを貼りますから、素直に従う事はありません。
従って、短縮URLや転送URLを通さない元URLを教えてくれるとは限りませんし、或いは、短縮URLや転送URLと云ったサービスそのものを知らずに貼り付けている場合もあります。
要は、悪戯をしようとしているユーザーそのものが、元URLを知らない場合も多々あります。
この様な場合、自衛するしかありません。

ブラクラ予防その1:短縮URLや転送URLを展開して元URLを探る

元URLを知らないと、その安全性を調べようがありません。
KnowURL」や「GetLinkInfo」等、展開ツールで短縮URLや転送URLを展開してみます。
上記のツールで大抵の場合、元URLを調べる事が出来ます。

元URLが分かった場合(分からなくても)、再度、「aguse.jp」等で調べます。
調べてみて、リダイレクト(転送)と表示された場合、別URLにジャンプする設定が、サーバやスクリプトでなされています。

リダイレクトそのものは、ドメインやサーバ移転等で普通に使われる設定ですので全く問題ありませんが、スカイプで通話中にチャットに貼られたURLがリダイレクトされると云うのは、明らかに不自然です。
チャットはリアルタイムですから、通常であれば、リダイレクト先のURL、つまり、最新のWebページを伝えるのが普通ですから、リダイレクト設定されているURLの場合、ブラクラを疑った方が良いでしょう。

ブラクラ予防その2:元URLのドメイン名やディレクトリ名、ファイル名を読む

展開した元URLを見てみましょう。
ブラクラの場合、動的ページで出力している事は稀です(皆無ではないので注意)。
従って、ドメインやディレクトリ、ファイル等の名称に、下記の特徴があります。

1:ちょっと怖い名称や不気味な名称、アングラな名称等
この類のURLは、作成者がジョークページとして、若しくは、それと分かる様に配置されたマイクラです。大抵の場合、英単語で名付けられていますから、分かり易いと思います。
英語が分からない場合、辞書ツールで検索しましょう。

2:意味不明な文字列や英単語ならざる文字列
何かのイニシャルか、或いは、URLの文字列そのものに、全く意味がない場合、1よりも悪質なケース(ここで云う悪質とは、ブラクラの危険度ではなく、URLから推測され難い、即ち、ブラウズさせる事を目的としているURL)です。
「ブラクラ回避法その2」でも触れましたが、ドメインは有償です。従って、全く無意味な文字列を静的ページ(プログラムによる出力ではなく、手動で設置するページ)の名称とする事は、有り得ません(稀にありますが、この場合、サイト作成者が無知である事が殆どの為、この類のサイトは素人っぽい作りなので一見して分かります)。
URLからコンテンツを察する事が出来ないページへの直接的なアクセス(サイト上のリンクであれば、セキュリティで自動的に判別してくれるので、問題ありません)。

より悪質なブラクラの場合、URLに無害な英単語を並べる場合があります。
しかし、これらのサイトは、本格的なブラクラ(悪質なウイルスやマルウェアを含む)である為、通常のブラウジングであれば、セキュリティに引っ掛かります。
これらのブラクラは違法行為なので、スカイプのチャットで貼られる事はないものと思われますが、必ず、次項を行って下さい。

ブラクラ予防その3:元URLを検索エンジンで検索してみる

URLを、GoogleやBingで検索にかける事を習慣づけておいて下さい。
ブラクラやマイクラの類は、大抵、怪しげなURLとして、若しくは、既に被害にあったユーザー達が、2chやOKWave、Yahoo!知恵袋等、ユーザー数の多い掲示板等で該当URLを記載しています。
兎に角、URLを調べもせず、いきなりブラウザのツールバー(URLアドレス入力バー)に入力し、ブラウジングするのは避けて下さい。

短縮URLや転送URLそのものでは、検索エンジンに引っ掛からない場合があります。
通常、ブラクラで悪戯をする者は、無知、である為、第三者が短縮、乃至は、転送設定したURLをそのまま貼るので、既に被害が出ている筈ですが、中には別サービスで別途作成したURLを貼る者もいます。
ですから、必ず、URLを展開して、元URLで調べて下さい。

もし、該当URL(「http://」を削って、ドメインのみ)が、検索エンジンに全く引っ掛からない場合、次項を設定してからアクセスして下さい。
検索エンジンで検索出来ないWebページと云うものは、クローラーと呼ばれる検索エンジンのロボットを弾く設定にしているか、或いは、アクセス制限ページです。
上記の様な設定をしていても、ネット上ではバイラル(口コミ)と云うものが存在します。従って、該当ページへのリンクが検索結果に現れなくても、概要を知る事は出来ます。
無害である可能性も高いですが、用心をしておけば、より問題なくブラウズ出来ます。

ブラクラ予防その4:ブラウザの音量をミュート設定にする

ミキサーを開いて、閲覧に使用するブラウザの音量をミュートにしておきます。
ブラクラ、ここで云うマイクラの場合、大抵が閲覧者を驚かせる目的で作られている為、怖い映像と大音量を伴うものに集約されています。
これらのブラクラで一番迷惑なのは、大音量、である事です。
ですから、予め、ミュートにしておけば、それだけでブラクラの効力は半減します。
恐ろしい映像も、音がないだけで充分、冷静な対処が出来ます。

ミュートにする事で防げるマイクラで最も効果的なのが、YouTubeにアップされている悪戯動画、釣り動画の類です。
YouTubeにアップされているこの手の動画は、URL的にも検索エンジンでの検索結果からでも、マイクラと察する事が出来ません(何等影響がない為、危険と判断されない)。
スカイプ中は、閲覧に用いるブラウザの音量を切っておく事をお奨めします。
ついでに、該当URL閲覧時、スカイプの音声通話、若しくは、ミキサーでマイクそのものの音声もミュートにしておいても良いでしょう。
悪戯でブラクラを貼る者は、スクリーンキャストで貴方の映像や音声を録音している場合があります。
万が一、ブラクラで驚いても、相手に音声を録音されませんから、対象となるドッキリ動画は不出来なものとなります。

ちなみに、ライブストリーミング映像配信者の場合、放送用に用いているブラウザとは別のブラウザを立ち上げ、新たに立ち上げた新規ブラウザの音声をミュートにしてアクセスすれば問題ありません。
スカイプ同様、マイクもミュートにしておけば、仮に声を上げても、スクリーンキャストによる動画は不十分な出来となり、悪戯を仕掛けたユーザーの狙い通りには行きません。

ブラクラ予防その5:タブブラウザで閲覧する

現在では、タブブラウザが主流である為、特別、タブブラウザを選択する迄もありませんが、怪しげなURLは、必ずタブブラウザで閲覧しましょう。
ブラウザが無限に開くタイプのブラクラも、タブブラウザであれば該当ブラウザを閉じるだけで済みます。

ブラクラ予防その6:JavaScriptをオフにする

ナローバンド時代からJavaScriptをオフにする手段がブラクラ対策の1つにあります。
使用しているOSにもよりますが、使用しているブラウザの環境設定やオプションからJavaScriptをオフにしておけば、ブラウザの挙動を弄るタイプのブラクラは無効化出来ます。

ブラクラ予防その7:最新版のブラウザをこまめにチェックする

検索ならざる未知のURLを閲覧する場合、必ず、最新版のブラウザで閲覧する様にしましょう。
ここで云う最新版とは、β版ではなく、安定化の図られた最新版、と云う意味です。

最新版やβ版のバグをついたブラクラをいち早く作成する愉快犯もいますが、悪戯目的でブラクラを用いる者は、大抵の場合、使い古されたものです。
稀に、この類の情報をいち早く共有するグループの一員が悪戯を仕掛けてくる場合もありますので、本項は、あくまでも既存のブラクラ対策とご理解下さい。

ブラクラ予防その8:ブラウザの復元設定をオフにする

ブラウザを終了後、以前開いていたURLを再起動後、復元する設定を解除しておきます。
万が一、ブラクラを踏み、後の作業においてウィンドウを閉じず、アプリを強制終了してしまった場合、自動復元すると再度、ブラクラにアクセスしてしまいますから、オフ設定しておきましょう。
OSやブラウザによりますが、環境設定やオプションから設定出来ます。

ブラクラ予防その9:スカイプ通話中はURLを閲覧しない

ブラクラ回避法その1」を、スカイプ通話中において実践する事が最良です。
貴方が教えて欲しいと請うた場合を除き、先方が何等かのサイトを見て欲しいと未知のURLを貼って来た場合や話の流れに沿わないURLの記載の場合、後で見る、と伝えるのが、ブラクラ予防の最上です。
リアルタイムでURLをクリックして貰いたい、と先方が強引に望んで来た場合、怪しいので決してクリックしない様にしましょう。

ブラクラ予防その10:ソースを確認する(上級者向け)

これはスクリプトやプログラムが分かる方向けです。
ソースチェッカーの類、或いは、該当URLをダウンロードしてソースを覗いて確認すれば、そのサイトがブラクラか否か、すぐに分かる筈です。
とは云え、幾ら知識があるからと云って、いちいちソースを確認する作業は現実的ではない為、あくまでも、怪しげなURLだった時用の対策でしかありません。

ブラクラ予防その11:ブラクラを踏んでも慌てない、騒がない“平常心”

URLを閲覧しない、に次いで、効果的なのは、この平常心、です。
精神的ブラクラ(マイクラ)とは、その名の通り、精神的にショックを与える為のジョークプログラムです。それ以上でもそれ以下でもありません。
従って、万が一、ブラクラを踏んでも、慌てず、騒がず、冷静に対処するのがベターです。

スカイプの会議やライブストリーミング映像配信の場合、ブラクラを貼ったユーザーとその仲間が煽って来ると思いますが、それでも冷静に対処しましょう。
冷静に対応し、悪戯をしたユーザーをブロック、乃至は、通報しましょう。それで充分です。
間違っても、マイクラを踏まされたからと云って、本物のブラクラを貼ったりしないで下さい。
システム障害を引き起こすブラクラの故意に用いる事は、違法行為ですので、絶対に止めましょう。

アクセスランキング